もしかすると障害かも

各々の特性を知る

病院

発達障害とは一体どのような症状のことを指すのでしょうか。それは生まれつき脳の機能に発達に異常が生じているが故に日常生活におけるコミュニケーションや対人関係に支障が出ていることです。発達障害と、一言でいってもそれぞれ種類があり、特性も異なります。正しく発達障害を知るためには、各々の特性を理解する必要があります。まずはコミュニケーション力が強く関係する広汎性発達障害です。自閉症やアスペルガー症候群がこれに該当します。自閉症には、言語の遅れ、対人関係や社会生活に障害が見られ、またある一定の行動にこだわりを示したりします。それに対し、アスペルガー症候群は、言語の遅れはないのですが、興味・関心のかたよりが特徴的です。次に、物事に集中できず注意散漫である行動が目立つ注意欠陥多動性障害です。注意力の欠如の他に、じっとしていられない多動性や、考えもなく突発的に行動してしまうことも特徴にあります。他の能力にかたよりはないものの、計算や読み書き、論理、推測など、基本的な学習に関することに遅れのある学習障害があります。言葉を話す際に、言葉がうまくだせず間が空いてしまう、音が繰り返される、引きのばしてなど、どもってしまう吃音も発達障害に当たります。

治療のための注意

発達障害は、改善することは可能です。しかし、正しく治療を行われなければ発達障害の治療は困難となります。治療には専門医の適切な指導と同時に周囲のサポートと理解も必要とされます。また時間をゆっくりとかけていき、長い目で少しずつ焦らずに改善に努めていくことが大切です。最初に、発達障害であることを自覚することです。自分が苦手だと思うことを知っておけば、そういった役割や場から自ら離れることができ、パニックになったり、特定の物事に依存したりすることもなくなります。自分が発達障害であり、感情を上手くコントロールできないから仕方がないと自覚しておけば、自尊心が傷付けられることもないので、自己嫌悪や攻撃性を示すことも防ぐことができます。社会の場では、主張する側でなく、聞き手に回ることに徹底していくよう工夫するのも対人関係のトラブルには効果的です。一人で落ち着ける環境を職場や学校で設けてもらえるように掛けあうことも重要です。また、発達障害の人は、物事の優先順位を見極めることが著しく苦手であります。ですので、順序正しく行動できるように、優先的に行うべきことをリストアップしたり、仕事の必要性を見直しわかりやすく簡略化する、やり終えた作業はチェックするなど、やるべきことを上手くまとめ上げ、整理していくことで解決できます。